2017年3月21日火曜日

石原氏喚問 声荒らげる場面も 記憶にないんじゃ話にならん!

「記憶にない」繰り返す=時間不足で不満の都議も―石原氏・都議会百条委

時事通信 3/20(月) 17:22配信
東京都の豊洲市場(江東区)をめぐる問題で20日、都議会の調査特別委員会(百条委員会)による証人喚問に出席した石原慎太郎元知事。
移転について経過報告を受けていたか、都議から再三にわたり問われた石原氏は「記憶にない」「一任していたので報告を受けていない」と、3日に行った記者会見などと同様の主張を繰り返した。

 石原氏は、胸ポケットに白いハンカチをのぞかせた濃いグレーのスーツに、薄いグレーのネクタイ姿。冒頭、ややかすれた声で宣誓書を読み上げた。

 質疑では、豊洲への移転を決裁した責任は認めたものの、「ピラミッドの頂点にいる人間として、各局、委員会が、議会も含めて是としたとの報告を受けて裁可した」と強調。都議から「最終的な判断をするのは知事だ」と指摘されると、質問を遮り「だから最終的な判断をしたのだ」と語気を荒らげた。

 土地売買契約前に説明を受けた記憶がないか、問われると「記憶にないものはない。何をすべきだったとおっしゃるのか」と反論した。石原氏の発言に不満を持った傍聴者が不規則発言を繰り返し、2人が退場を命じられるなど騒然とした場面もあった。

 石原氏からの体調不良の申し出を理由に、当初3時間を予定していた質疑時間は、1時間に短縮。通常立って行う証言を座ったまま行ったほか、医師や弁護士を伴って臨んだ。ただ、各会派の質疑時間が短く、共産党の都議は「真相究明まで、証人尋問に応じるよう強く求める」と不満を訴えた。 


百条委員会は思っていた通りの展開だった。自民党議員に至っては、質問の前に石原氏を讃える言葉を送る。
百条委員会の意味を分かっていないのではないかとさえ思う。
追及もゆるいもので、石原氏は記憶に内を繰り返すばかり。しまいには小池知事の責任問題の言及するありさまだ。
こんなことでは、到底真実を導きだすことは不可能だろう。
記憶にないものは虚偽の答弁にはならないし、何度聞いても同じこと。
追及する側は、物的証拠を示して追及しない限り何の追及にもならない。
各政党の思惑が見え隠れする茶番に過ぎなかった。

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