2017年3月22日水曜日

森友認可 府職員の処分検討 不思議がいっぱいの森友問題

大阪府職員の処分検討 森友認可めぐり松井知事「規則に違反していたとまでいえるか、検証する」

産経新聞 3/21(火) 15:26配信
学校法人「森友学園」(大阪市)が開校を目指していた小学校の設置認可をめぐり、大阪府の松井一郎知事は21日、学園の認可申請が府の審査基準を満たさないにもかかわらず、認可の可否を議論する府私学審議会にかけていた可能性があるとして、府職員の処分も視野に当時の対応を検証する考えを明らかにした。府庁で記者団に語った。

 学園は平成26年10月、大阪府豊中市の国有地での小学校開設を府に申請。府の審査基準では小学校用地は原則「自己所有」とされ、借地上に校舎を建てることは認められていないが、府は借地の状態で校舎が建てられる見通しであるにもかかわらず、私学審にかけた。

 私学審は27年1月、条件付きで「認可適当」と答申。学園は28年6月に鑑定価格より8億円あまり安く土地を購入した。

 松井知事は当時の判断について「規則に違反していたとまでいえるか、検証する」と述べた。

今回の森友学園問題には不思議がいっぱいあります。
不思議の出発点は「安倍晋三記念小学校」だと思います。
この名前に、各省庁、役所がそんたくした結果、このような不思議な展開になったのだと思います。
役所はお偉方の名前に弱いですからね。
名前を見て勝手に便宜を図ったとしか考えようがありません。
名誉校長になった昭恵夫人にも問題があります。総理婦人が名誉校長で「安倍晋三記念小学校」とあれば、縦割り行政の役所は勝手に便宜を図るでしょう。
総理婦人は私人ではなく公人です。もっと慎重な行動が必要だったと思います。
それは、色々頼まれたりちやほやされたら気持ちがいいのは分かります。しかし、それは総理婦人という立場の人間を利用しようという思惑が裏にあることを考えて行動するべきです。
今回の騒動は、役所がいかに名前に弱いかという体質を露呈したものだと思います。

    0 件のコメント:

    コメントを投稿